MBTIおもしろい

MBTIという心理学的タイプ論にはまってる。はまっているといっても1年半はこのことばかり考えてる。これめっちゃ感動する。

 

MBTIおもしろい

これのおもしろさは、多様性理解と自己啓発に使えるところ。

もちろん、タイプ論だから私の性格はこのタイプかなとあてはめていくのだけど、これを作った人たちの狙いは性格のタイプを決めることではない。その過程で自己理解をし、自分とは違う性格の人の考え方を知ることなのだ。

無料で診断できるサイトもいくつかある(あまり信憑性がないやつもあるからそこは見極め)。

 

ちなみに私のタイプはISTPで、無口な職人と言われている。超コミュ障だからコミュ力上げるためにもめっちゃMBTIを調べた。他の心理学の本もよく読むけど、それと比べてMBTIは結構曖昧なところが少ない(つきつめていくと曖昧なところにぶち当たるんだけど)。

バイトでも仕事できない奴だからなんでできないのか、周りとどう違うのかということもめっちゃわかった。新しい見方を教えてくれる。

 

誰かと話していないと気が済まない人とか、ひとりでボケッとしているとめっちゃ仲間に入れてくれる人の気持ちがあんまりわからなかった。あんまりひとりでいるのはよくないっていうのは分かってたけど、納得いかない。とりあえず合わせようとしても上手くいかない、ストレスしか溜まらない。

なんでみんなそんなにすぐ仕事ができるようになるのか、お客様とちゃんと話せるのか、チームプレーができるのかわからない。仕事できないし嫌われるしすごい困った。

 

MBTIの活用方法

正直、MBTIを深く勉強するのが楽しい人は限られてくると思う。しかも、本とかセッションで必ず、「軽率にMBTIを使うな。ちゃんと理解した上で決めつけたり否定するのに使うな。」とかちょっと意識高いことを言われるし。

 

実は、私はこういうの得意じゃない。MBTIで出た私の性格タイプ的にも。人の気持ちとか曖昧なやつの理解が下手。こういう人たちはどうしたらよいのか。それは、他人に「お前はこのタイプだからこうだ!」って言わなければいい。人様に迷惑をかけなければいいというだけ。あと、自分に言い訳しないこと。

 

自分になかった見方を発見していくというスタンスでやるといいかもしれない。MBTIは誰の心も読めるみたいにならない。

手順としては、基本的な理論を勉強しながら、実際の例と一緒に考えて自分なりのシステムを作ってくみたいな感じになってく。

 

MBTIとは

MBTIには、Myers-Briggs Type Indicatorという正式名称がある。ユングのタイプ論をもとにアメリカの母娘が作ったもの。アメリカでは、日本でいう血液型の性格診断みたいに、ほとんどの人が知ってるらしい。

有名だから派生理論とかもある。派生理論は具体的だったりするけどMBTIほど慎重に実験したりしてないからどう取り入れるか考えながらやってる。

 

中身の話をすると、タイプを判断するのに以下の4対の項目があって、それぞれの組み合わせで16個のタイプに分かれる。

・外向(Extravertion)―内向(Introvertion)

・直観(iNtuition)―感覚(Sensing)

 *直観はアルファベット一文字では、Nと表される

・感情(Feeling)―思考(Thinking)

・規範(Judging)―柔軟(Perceiving)

 

さっきのすごく喋る人は外向型だ。私は反対の内向型に振り切れている。外向型の人は、自分の内面と外の世界があんまり分かれてないらしい。だから外の世界とのつながりを感じるとエネルギーが蓄えられる。相槌とかも積極的。内向型が考え込んでると聞いてないのか?って思うらしい。そんな人いるんだと思ったけどなんとなく気持ちはわかったような気がした。

 

私の仕事の成果が出てくるが遅いのは(これは本とか専門家から直接聞いたりしたわけではないけど)、失敗から学ぶ方法を取りがちだからだと思う。直観型みたいに、予測するのが上手くないし失敗して初めてその方法が間違っているということに納得するタイプだというのがあると思う。

とはいってもほとんどの割合で自分が未熟なせいなんだけど。自分と同じタイプのすごい人を目指そうというのを目標にした。経験を増やそう。

 

MBTIを使おう

私はMBTIはすごく役に立つと思う。特に人間関係とか対人の悩みがある人には。人に合わせることは大事だと思うけど、いろんな人がいるっていうことが本当の意味で理解できれば、以前より、どこが大事でいいやり方なのかがわかった上で、納得してできると思う。ISTPらしく、生活に上手く役立てようという切り口で書いてみた。おもしろいので興味があればぜひ。